道路附属物に含まれるガードレール

道路附属物に含まれるガードレール。道路を利用する防護柵の1つとして、道路管理者により整備され、また街並みの1つとして私達の安全を守ってくれています。このガードレールにも、様々な特徴があるのをご存知でしょうか。

■ガードレールの目的
ガードレールは道路上に設置する防護柵の1つです。道路の照明や標識、防護柵などは安全で円滑な交通を確保することを目的として設置された道路附属物にあたります。道路附属物はこれらのほかにも街路樹や地下に設置される共同溝などが含まれています。また、自転車や自動車の駐車場、有料道路の料金所など道路に接して設けられるさまざまなものが道路附属物にあたるそうです。

なかでも防護柵は道路を走行する車両が何らかの衝撃や不注意で道路の外へ飛び出すのを防止する目的があります。さらに、歩行者や自転車が車道側へ飛び出してしまうことや転落、意図的に車道を横断する危険な行動を抑制する為の目的もあります。ガードレールの存在により視覚的な境界が出来ることで、ドライバー、歩行者共に安心が担保されていると言えるでしょう。

また、防護柵は、ガードレール、ガードパイプ、ガードケーブル、ボックスビームの4種類があるのだそうです。

■ガードレールの強度
ガードレールの材質は鉄で、衝撃に対して変形しやすい特徴があります。衝撃をガードレールが吸収することで、車両側の損傷、併せて運転手など乗員の負荷を軽減する役目があります。さらに衝撃の際には車両の方向を変える効果もあり、車道から歩道への進入を防ぐといった役割もあるのだそうです。
また、ガードレールの形状も7種類と複数あり、設置される道路によって変わります。さらにその形状は強度に繋がり、主に一般道で設置されるガードレールは強度が弱めの部類で、自動車の交通量が多い道路ほど強度の高い形状のガードレールが設置されているのだそうです。

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■黄色のガードレール
山口県のガードレールは黄色をしていることでも話題になっています。黄色にした理由は、1963年に山口県で開催される国体に併せて道路整備の際、特産品である「夏みかん」のアピールを兼ねて、道路管理者が管理するガードレールを黄色にしたのがきっかけなのだとか。

ガードレールの色といえば、夜間の視認性を良くする為に白色が使われていますが、2004年、国土交通省により新たに策定した景観に配慮したガイドラインにより、歴史的な街並みが並ぶ地域などでは、景観を損なわない為にガードレールの色が変化しているそうです。

■安全に対する意識
ガードレールは道路の交通を守る為の道路附属物です。利用する道路にガードレールが設置されているだけで、精神的にも安心して利用出来ます。第一に必要なのは、道路を利用する私達の「交通安全に対する意識」です。これからも安全に安心して道路を利用する為に、一人ひとりの気配りが求められると言えるのではないでしょうか。